TOPICSお知らせ2011年

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課外講座『ドキュメンタリーと映画の"奇跡"』
講師 是枝裕和(映画監督) × 林勝彦(元NHKディレクター、映像学科非常勤講師)
日時:12/19(月) 16:30~
会場:武蔵野美術大学 1号館104教室
対象:全学科、一般の方
受講料:無料
主催:映像学科研究室
最新作『奇跡』が公開されて間もない是枝裕和監督は、兄弟や親子、夫婦、生者と死者など、解り合えることを願う人々をデビュー以降、一貫して描いている。映画のなかの人々は願いを持つことで悩み傷つくが、同時に、逞しく美しくもなってゆく。
そしてその物語に触れるとき、"奇跡"とは、願いが叶ったその先に用意されているものではなく、願うことそれ自体が孕んでいるものだと気付かされる。
3.11以降の日本のなかで、映画・映像に限らず作品と呼ばれるものは今、どんな"奇跡"を願うことができるのか。

対談の相手は、是枝氏の原点であるTVドキュメンタリー時代に『記憶が失われた時〜ある家族の2年半の記録〜』でタッグを組んだ林勝彦講師(元NHKプロデューサー/映像学科二年次「ディレクター演習」担当)。
NHK時代、NHKスペシャル「驚異の小宇宙・人体」やNHK特集「にがよもぎ・チェルノブイリ原発事故」など、科学、環境、医学、原子力の分野の番組を30年間で400本制作してきた林勝彦講師は現在、監督として自主映画「いのち~from Fkushima to our future generation」を製作している。
 世界が最も注目する映画監督である是枝裕和監督と、氏の原点を知る林勝彦氏によるドキュメンタリーと映画を巡る今講座は、芸術を志向する学生達に、人間や社会、世界をどのように見つめていくのか、問い直す契機となるでしょう。


講師略歴
是枝 裕和氏(映画監督)
1962年東京生まれ。早稲田大学卒業後、テレビマンユニオンに参加。ドキュメンタリー番組を多数演出するなか、『記憶が失われた時〜ある家族の2年半の記録〜』('96)(放送文化基金賞)で林勝彦プロデューサーと出会う。映画監督として『幻の光』('95)(第52回ヴェネツィア国際映画祭金のオゼッラ賞等受賞)でデビュー。以降、『ワンダフルライフ』('98)、『誰も知らない』('04)(カンヌ国際映画祭最優秀男優賞)、『花よりもなほ』('06)、『歩いても 歩いても』('08)、初のドキュメンタリー映画『大丈夫であるように−Cocco終わらない旅』('08)『空気人形』('09)など多数の話題作を発表。映画に関わらず多数のCM、PVなども製作するほか、若手監督のプロデュースも積極的に行う。11年、最新作『奇跡』が公開、BD,DVDリリース。 プロデュース作品『エンディングノート』(砂田麻美監督作品)が公開中。

林 勝彦氏
1943年東京生まれ。慶応義塾大学卒業後、NHKに入局。主に科学・環境・医療番組を40年間で約400本制作。代表作はNHKスペシャル「驚異の小宇宙・人体」('89)、「人体〜脳と心」('93)、「人体〜遺伝子・DNA」('99)、「チェルノブイリ原発事故」('86)、「脳低温療法の衝撃」('97)など。国際モンテカルロ賞/文化庁芸術作品賞/放送文化基金本賞など受賞多数。また『記憶が失われた時〜ある家族の2年半の記録〜』('96)(是枝裕和構成)など、優秀なディレクターの育成にも注力する。東京大学先端科学技術研究センター客員教授、東京工科大学教授など歴任し、現在サイエンス映像学会副会長。武蔵野美術大学映像学科では長年「ディレクター演習」を担当している。また現在、監督作品として映画『いのち -from FUKUSHIMA to our future』を制作中。

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http://www.uplink.co.jp/factory/log/004189.php
『夜のポエティズムvol41/『緑子』の黒坂圭太を徹底解剖する!』
日時:12/17(土) 18:30開場/19:00開演

今までアニメーションやアブストラクトシネマを中心に紹介を重ねて来た『夜のポエティズム』一年ぶりのテーマは映画『緑子』で話題沸騰中の黒坂圭太氏の徹底解剖だ。黒坂圭太氏の骨の随までを徹底的に検証し、ご本人をまな板の上の魚にする!!

その内容の密度の濃さ、見地の広さ、分析の鋭さ、面白さに40回目を最後に行方知れずのままもしかしたら未来永劫訪れないかもしれないとの思いから過去に参加した来場者全てが嗚咽を繰り返したという伝説のイベント『夜のポエティズム』がなんと一年の沈黙を破り一夜限り復活する。

しかも今秋13年 の制作期間と沈黙を破り公開された映画『緑子』の監督、画狂・黒坂圭太を招き『緑子』から黒坂圭太そのものの深淵に踏み込む。おそらく映画に潜まれた 黒坂の密かな企み、黒坂自身の過去のトラウマ、性癖など、黒坂が今まで隠し通してきた全ての羞恥を、別名サディスト・赤塚若樹が徹底的分析し解剖し白昼さ らす計画を実行する!乞うご期待!

ゲスト:黒坂圭太
ナビゲーター:赤塚若樹
■上映作品:黒坂圭太短編作品+未公開映像を予定
□日時:2011年12月17日(土)18:30開場/19:00開演
□料金:当日¥1,800 / 予約¥1,600 / 学生・シニア¥1,500(すべて1ドリンク付) 3回目割引き¥1,000(全て1ドリンク付)(メール予約できます)

★「ムサビ割引き:1,000円」 ムサビ生は学生証を提示すれば同伴者(何人でも可)もふくめて¥1,000になります。

予約方法 このイベントへの参加予約をご希望の方は、 (1)お名前 (2)人数 [一度のご予約で3名様まで] (3)住所 (4)電話番号 以上の要項を明記の上、 件名を「予約 12/17 夜のポエティズムvol41」として、 factory@uplink.co.jpまでメールでお申し込み下さい。

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課外講座『ジャンルを越える作法』

講師 ファンタジスタ歌磨呂

日時:12/15(木) 16:30〜
会場:武蔵野美術大学 2号館204教室
対象:全学科、一般の方
受講料:無料
主催:映像学科研究室

マンガ、イラストレーション、テキスタイル、アニメーションとジャンルや媒体にとらわれず精力的に活躍中のファンタジスタ歌磨呂氏。HIFANA「Hanabeam」MVがSIGGRAPH、One Dot Zero など国際的フェスティバスにおいても高い評価を受けている。最近では大人の文化際的企画『最前ゼロゼロ』の発起人となり、アイドルカルチャー、ファッション、テクノロジーを融合させたイベントを成功させ、様々なジャンルから注目されている。
本講座では、歌磨呂氏の活動紹介をベースに、課外講座の枠に捕われない受講者にとって「特別な時間」になることを目指す。

ファンタジスタ歌磨呂氏

※駐車場のご用意がございませんので、公共交通機関にてご来場ください。

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武蔵野美術大学 鷹の台キャンパス 12号館 1F ビデオアトリエ
2011.11.28-2011.12.3 10:00-18:00(最終日-16:00)


はじめに

鏡を通して自分の姿を眺めるように、メディアは対象を理解するために有効な手段です。しかし、鏡が完全なる他者の目になりきれていないように、対象は各々のメディアの性格によって独自の輪郭として映し出されていることに気づかされることがあります。この授業では、映像という体験において、こうしたメディア技術の扱い方そのものが、対象の見え方や解釈に影響を与えていることに注意を向けながら、実際に「撮る・撮られる・眺める」という映像制作の基本的な3項に関わる装置の製作を通して、機械や電子機器の基礎的な技術の理解、さらにはコンピュータによるメカニカルな制御まで、イメージに関わるメディア技術の扱い方を応用しながら学びます。作品の紹介に加えて、理論と実践を交えながらオリジナルの装置の製作を発展させていくことで、そのメディアによってしかなし得ない映像表現の可能性を考察します。インスタレーションやインタラクティヴな表現の導入部分という位置づけとしても考えてみてください。 この授業では技術を習得することだけが目的ではありません。その手法を活用し、今後の新しい表現へ結び付けていく応用力を身につけられることを期待しています。そもそも映像制作に多様されるカメラ(カメラ・オブ・スクラ)とは、「暗い部屋」という意味を持っていることからもわかるように、外光をフィルムに定着させるための密閉された機械装置です。しかし、カメラは、それと同時に内部の動作原理や構造を理解していなくても、ただ使い方だけを知っていれば誰でも扱うことができる「ブラックボックス」でもあるということです。つまり、カメラの発明を代表するように、メディア技術は、制作者を身軽にしくれる一方で、メディアの制約に関与しにくくしている側面を持っています。こうしたメディア技術は表現者をメディアの「作り手」と「使い手」に分けてきましたが、この授業では、メディアを「作って、使って、表現する」ことを通して、イメージを具現化するためのアプローチを広げることを目標とします。

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展覧会名:energy ムサビ助手展
energy: Research Associate Exhibition
会期:2011年11月28日|月|-12月24日|土|
*12月12日より、一部展示替えがございます。
時間:10:00-18:00[ただし土曜日は17 : 00閉館]
休館日:日曜・祝日[12月23日|金|]
会 場:武蔵野美術大学美術館 展示室1・2
入館料::無料
主催:武蔵野美術大学 美術館・図書館
企画:energy ムサビ助手展運営委員会
企画協力:
津村耕佑|本学空間演出デザイン学科教授
原 研哉|本学基礎デザイン学科教授
特設webサイト:http://musabi.ac.jp/ra/energy


概要
武蔵野美術大学美術館では11月28日(月)から12月24日(土)まで、本学の各研究室に所属し、教育、研究の一翼を担っている助手による展覧会を開催します。今回は11学科42名の助手が関わり、造形メディアの多様性と新しい世代の可能性を表現した美術、デザイン全般に渡る制作、研究の成果を発表します。
助手展は1975年から始まり、当館の企画展の中でも長い歴史を持っています。また、特色として助手自らが企画・運営を行い、年ごとに新たな試みがなされています。
本展では、出展者の多様な専門領域に対応した研究発表の場の創出が目的とされ、助手の活動を総体的に伝えるために「energy」というキーワードを掲げています。「energy」は、日本が抱えるエネルギー問題や、恵み、あるいは災害としての圧倒的な自然の力、また、万物がもつ生命力などを連想させ、東日本大震災以後の社会のあり方を問う重要なキーワードといえます。一方で、そのような社会背景に留まらず、次代を担う若きクリエーター、アーティストでもある助手にとって「energy」とは、創造性に満ちた自身の活動そのものを指し示すキーワードでもあります。
今年度は、本学の津村耕佑教授と原研哉教授を企画協力に迎え、一線で活躍するアーティスト、デザイナーとの対話を通じてより社会に開かれた展覧会を目指しています。教育現場の最前線かつ、社会との接点である美術大学で日頃研究に励む助手が「energy」に向き合いながら生み出される作品の数々は、私たちが生きている現代を象徴しながらも、現状確認に陥ることなく、その感性豊かな創造力によって新しい社会の可能性を提示してくれることでしょう。

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本学科卒業生 志村信裕、
NADiff(恵比寿)にて作品集『highlight』刊行記念トーク + 展示

志村信裕作品集『highlight』刊行記念トーク「光・音・記憶」
出演:志村信裕 × 宮津大輔
日時:2011年11月19日(土) 17:00 - 18:30
会場:NADiff a/p/a/r/t 店内 東京都渋谷区恵比寿1丁目18-4 1F
入場無料(予約不要)※30名様以降は立見となりますのでご了承ください。

また、当日はNADiff a/p/a/r/tエントランスにて一晩限定の展示もおこないます。
トークとあわせてお楽しみにしてください。
展示時間:17:00 - 19:00(予定)

イベント詳細:http://www.nadiff.com/fair_event/shimura_highlight_talk.html

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「ひょっとこのはじまり」
2011/11/12~20
12:00~19:00
(※土日のみ開館、平日は閉館)

鈴木ひょっとこの初個展。
ジオラマ、映像、絵を展示します。
詳細情報を下記の会場ホームページに記載しています。
宜しければご覧ください。

NANJO HOUSE
http://nanjohouse.net/

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鈴木ひょっとこ
(略歴)

1983年 兵庫県出身

2003年 武蔵野美術大学造形学部油絵学科入学
三年次転科を経て、
2007年 武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業

卒業制作作品「黒絲のワルツ」
ラピュタアニメーションフェスティバル2008入選

アニメーション、モバイル端末用ゲーム、食品プロモーション動画等の制作職の傍ら、作品を作っています。

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「サウンド・オブ・ウエザー」は、フィリップ・サマーティス(RMIT、メルボルン)とクリストフ・シャルル(MAU、東京)によるプロジェクトです。研 究者、アーティストや学生と一緒に、日本とオーストラリアのさまざまな場所でのフィールドワークを実施していきます。環境音を録音することによって、都市 環境や自然環境への天候の影響を調査します。

プロジェクトの目的は、音情報から環境形成への気候変動の影響を調べることです。このために長期間にわたり、さまざまな場所で特別に設計された特殊のレ コーディング・ステーションを配置します。様々な種類のマイクロフォン(無指向性マイク、ハイドロフォン、加速度計)を使用し、空気、水、物体の音を録音 します。

フィールドワークの臨場感と触感を得るために、環境音の録音素材を使用し、サラウンドサウンドのコンポジションを制作します。気象概況の経験と理解を深め るために、気象概況の音響的スペクトルを現すサラウンドサウンドのマップを作成します。

東京やメルボルンで、作品や研究の成果を発表します。最初のイベントを 2011年 11月 12日に、東京スーパーデラックスで開催します。スペシャルゲストとして Hacoと佐藤実(m / s)にも出演していただきます。

18:00から 22:00まで、前半はプロジェクトの参加アーティストや学生による、スーパーデラックスのマルチチャンネル・サウンドシステムを使用したインスタレー ションやフィールド研究のプレゼンテーション、ドミニク・レッドファーン、サイモン・ペリーのる映像作品の上映、クリステン・シャープのトーク、後半は Haco、佐藤実(-m / s)、フィリップ・サマーティス、ドミニク・レッドファーン、クリストフ・シャルル、武蔵野美術大学生によるライブパフォーマンスを行います。


展覧会とライブイベント@スーパーデラックス2011年 11月 12日(土)18:00~22:00
入場料:2500円/学生証持参:1000円
+ドリンクオーダー 700円

http://home.att.ne.jp/grape/charles/sounds_of_weather.html

出演者:フィリップ・サマーティス、サイモン・ペリー、ドミニク・レッドファーン、クリステン・シャープ、クリストフ・シャルル、武蔵野美術大学生
スペシャルゲスト:
Haco
佐藤実 -m/s

会場:
スーパーデラックス
〒106-0031 東京都港区西麻布 3-1-25 B1F tel 03-5412-0515 | fax 03-5412-0516
http://www.super-deluxe.com/

2011年(第34回公募)度写真新世紀にて、本学大学院写真コース1年 中野美登樹が佳作入選しました。
優秀賞受賞者5名および佳作受賞者20名の受賞作品を展示する「写真新世紀 東京展 2011」が開催されます。

「写真新世紀 東京展 2011」実施概要
日時:2011年10月29日(土)~11月20日(日)10:00~18:00
  (木・金曜日は20:00まで、10月31日(月)、11月7日(月)、14日(月)休館)

会場:東京都写真美術館 地下1F 展示室 http://www.syabi.com/
   東京都目黒区三田1-13-3(恵比寿ガーデンプレイス内)

入場料:無料

出展写真家:2011年度優秀賞受賞者 赤鹿 麻耶、奥山 由之、木藤 公紀、パトリック ツァイ、山田 真梨子(計5名、敬称略)同 佳作受賞者(計20名)

同時開催:佐藤華連個展 「間、うつろう」(2010年度グランプリ受賞者)


優秀賞選出審査会報告、優秀賞・佳作受賞者の発表
http://web.canon.jp/scsa/newcosmos/news/2011_result_report/index.html

「写真新世紀 東京展 2011」を開催 期間中にグランプリ選出公開審査会を実施
http://web.canon.jp/scsa/newcosmos/news/holding_exhibition2011/index.html

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・「横浜を撮る!捕る!獲る!」山崎博(本学科教授)、三本松淳(本学科卒業生)が出品します。


BankART LifeⅢ(横浜トリエンナーレ2011特別連携プログラム)「横浜を撮る!捕る!獲る!」

ベテラン、気鋭の写真家が新・港村を拠点に、現在の横浜を撮る。
出品作家:石内 都、小山穂太郎、佐藤時啓、鈴木理策、中平卓馬、楢橋朝子、宮本隆司、
森 日出夫、山崎 博、佐久間里美、三本松 淳

日時:10月14日[金]~11月6日[日] (休館日10月27日[木])

場所:新・港村全体 http://shinminatomura.com/access/index.html

主催:BankART1929

http://shinminatomura.com/schedule/yokopre.html


第5回写真「1_wall」グランプリに本学科卒業生、清水裕貴が選ばれました。

グランプリ作品「tky ↔ almgrd」
白い砂漠の街に行って、逃げ水を追いかけた。
轟音、乾き、乱反射、目眩。
夜、夢の中で物語を拾った。
ばらばらになった距離と情動を、新しく繋ぐために。

清水裕貴 Yuki Shimizu
1984年生まれ。武蔵野美術大学映像学科卒業。


展示会期
2011年9月20日(火)~ 10月13日(木)
11:00a.m.-7:00p.m. 日曜・祝日休館 入場無料

会場
ガーディアンガーデン(東京都中央区銀座7-3-5リクルートGINZA7ビルB1F)
http://rcc.recruit.co.jp/gg/map/index.html

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進級制作展とは、最終学年を前にした映像学科三年生が運営・展示をする、学科開設の頃から続く学内展です。各自が意識的に課題や目標を持ち、数ヶ月を費やして一つの制作に集中出来る数少ない機会の成果を多くの方々に発表できる貴重な場であります。
 「映像学科」と聞くと映画やアニメを想像される方も多いかと思いますが、展示ジャンルは他にも写真、メディアアート、インスタレーション、パフォーマンス、イメージフェノメナンと多岐にわたります。なので、この進級制作展というものは発表の場でありながら、同時に日々同じ学科で学んでいる者同士が互いを知り、研鑽し合える学びの場でもあります。

 この展覧会を開催するにあたりまして、先生方、映像学科研究室、武蔵野美術大学職員の方々をはじめとする多くの方々にご尽力いただきましたことに、この場を借りて御礼申し上げさせていただきます。

 それでは、総勢98人による進級展、皆様のご来場を一同心よりお待ちしております。

日程 2011年10月19日(水) - 2011年10月22日(土)
開場時間 10:00 - 18:00 (最終日22日は16:00まで)
会場 東京都小平市小川町1-736 武蔵野美術大学
12号館 地下展示室 及び 1階スタジオ
   
主催 武蔵野美術大学 映像学科 進級制作展実行委員会2011
協力 武蔵野美術大学 映像学科研究室
お問合せ先 info@shinkyu11.com

http://shinkyu11.com/

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2.講座標題(テーマ)
「raster noton ライブ&レクチャー」

3.講師
Carsten Nicolai(カーステン・ニコライ aka Alva Noto:ミュージシャン、作家)
Sasu Ripatti(サス・リパッティ aka Vladislav Delay:ミュージシャン)
Antye Greie-Fuchs(アンティエ・グライエ・フックス:ミュージシャン)
Niibori Ken(新堀健 aka Nibo:ミュージシャン/映像作家)

4.開講期日    平成23年 09月 29日(木 )午後 16時30分~

5.開講場所    武蔵野美術大学 ビデオアトリエ( 12号館 1階103)

6.企画趣旨、講座内容等

raster notonは、ドイツの作家、Carsten Nicolaiを中心に、1996年に設立されたアーティスト集団です。今年は15年周年ツアーを世界各地で行っています。Carsten Nicolaiは日本にしばしば招待され、多くの個展、イベントやグループ展に参加しています。武蔵野美術大学には2000年以降3回の課外講座を行い、今回はrasternotonと関係している三人の作家と一緒にレクチャーとコンサートを行う予定です。

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FF(ぴあフィルムフェスティバル)にてスカラシップを獲得した本学科卒業生、木村承子監督による「恋に至る病」が上映されます。

第21回PFFスカラシップ作品お披露目

『恋に至る病』

んでも腐らないよう防腐材入りの物しか摂取しない女子高校生が妄想していた、男性教師との性器交換が現実に!人格の入れ替わりとは異なる究極の恋愛物語、誕生!
2011年/116分/HD/カラー
監督・脚本:木村承子 出演:我妻三輪子、斉藤陽一郎、佐津川愛美、染谷将太

『PFFパートナーズ(ぴあ、TBS、IMAGICA)提携作品』

上映日時
2011年9月29日(木) 18:30

監督:木村承子 (きむら・しょうこ)
1986年生まれ、茨城県出身。武蔵野美術大学映像学科卒業。
「PFFアワード2009」にて、処女童貞喪失の通過儀礼を幻想的に描いた『普通の恋』で審査員特別賞を受賞。

PFF公式サイト
http://pff.jp/33rd/lineup_scholarship01.html

ぴあフィルムフェスティバル主催
黒沢清、廣原暁に個人レッスンする!「映画に風景をどう撮るか」

黒沢清監督が、青山真治監督作品『シェイディー・グローヴ』をテキストに、映画と風景について伝授。

開催日時
2011年9月24日(土)18:00〜
会場
東京国立近代美術館フィルムセンター

上映作品
『シェイディー・グローヴ』
1999年/99分/35mm/カラー
監督:青山真治 出演:粟田 麗、ARATA、関口知宏、光石 研、斉藤陽一郎
失恋して心のバランスを見失った女と無職になったばかりの男が、「陰のある森」に辿りつくまでの心の冒険を描く。※英語字幕つき上映。


監督:黒沢 清 (くろさわ・きよし)
1955年生まれ、兵庫県出身。これまでの監督作品に『神田川淫乱戦争』(83年)、『CURE』(97年)、『トウキョウソナタ』(08年)などがある。

監督:廣原 暁 (ひろはら・さとる)
1986年生まれ、東京都出身。武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業。
卒業制作『世界グッドモーニング!!』が「PFFアワード2010」に入選。


イベント情報詳細↓
http://pff.jp/33rd/lineup_lesson04.html

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The Second Annual Report
of
Mau Media Art
@ Ginza Apple Store
start 17:00 end 19:00

7月10日、午後5時から7時まで、銀座のアップルストアで、オブジェ(インスタレーション、デバイス、生楽器など)、エレクトロニクス(映像と音)やパ フォーマンス(身体表現)による、武蔵野美術大学映像学科メディアアートコース(シャルルゼミ)主催の実験的なライブ・イベントを行います。

The Media Art Course of Musashino Art University will present a Media Circus of objects, devices, music, images, photographs at Ginza Apple Store on July 10 (Sun.) from 5 to 7pm.

ウ・ヒテック、近藤和正、島崎隆輔、クリストフ・シャルル、田島千保、鶴飼佑子、松井正、溝川裕規、宮川拓也、宮本一行、山名知世、吉田秀人

Christophe CHARLES, KONDO Kazumasa, MATSUI Tadashi, MIYAKAWA Takuya, MIYAMOTO Kazuyuki, MIZOKAWA Yuki, MIZUNO Shizuka, SHIMAZAKI Ryunosuke, TAJIMA Chiho, TSURUKAI Yuko, WOO Hiteak, YAMANA Tomoyo, YOSHIDA Hideto.

アップルストア銀座
104-0061 東京都 中央区 銀座3-5-12

Ginza Apple Store
104-0061 Tokyo Chuoku Ginza 3-5-12
tel: 03 5159 8200

http://www.apple.com/jp/retail/ginza/?cid=MAR-JP-SEM-GOOGM

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Tokyo Art Reseach Lab
川俣正 東京トークシリーズ「東京を考える、語る II」
対談:川俣正 X クリストフ・シャルル

美術家・川俣正監修による、東京の現状と可能性を考えるトークシリーズ。各回異なる専門家をゲスト講師として招き、川俣正との対談の中で、東京に対するさ まざまな視点を見出していきます。

昨年度は、各研究分野の第一線で活躍している6人の専門家(今福龍太、桂英史、隈研吾、高山明、羽藤英二、吉見俊哉)を迎えて即興的な対談をおこないまし た。今年度も引き続き「東京」という場に潜む多様なテーマを採掘し、新しいイメージの構築に挑んでいきます。

主催:東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)、一般社団法人CIAN

■時間 2011年7月9日(土)、19: 00 ―21:00
川俣正 × クリストフ・シャルル

川俣正 プロフィール
1953年生まれ。28歳の若さでヴェネツィア・ビエンナーレの参加アーティストに選ばれ、その後も欧米を中心に高い評価を獲得し続けている。1999 年、東京藝術大学美術学部先端芸術表現科開設時に教授として着任。2005年には、第2回横浜トリエンナーレ『横浜トリエンナーレ2005「アートサーカ ス(日常からの跳躍)」』の総合ディレクターを務める。現在はパリ国立高等芸術学院教授。建築や都市計画、歴史学、社会学、日常のコミュニケーション、あ るいは医療にまで及ぶ広い領域 に関わった作品制作を行っている。

■場所 TOKYO ART SCHOOL 3331Arts Chiyoda 302
(旧練成中学校3階)

http://www.bh-project.jp/artpoint/app/lec03-01.html

■アクセス
TOKYO ART SCHOOL
〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14(3331Arts Chiyoda 302)
東京メトロ銀座線末広町駅4番出口 徒歩1分
東京メトロ千代田線湯島駅6番出口 徒歩3分
JR御徒町駅南口 徒歩7分
JR秋葉原駅電気街口 徒歩8分
http://www.3331.jp/access/

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【Exhibition】
日時:2011.7.10(Sun.)−15(Fri.)11:00〜19:00
場所:浅草橋天才算数塾(浅草橋駅から徒歩5分)(リンク→http://sansujyuku.web.fc2.com/
参加:久保田智咲、上島萌、大槻唯我、大西亜美、緒方孝亮、清水裕美、財部華子、中津川敦、松山美沙、山下奈津美、佐藤友美奈、及川順子、河口朋葉、黄之瀬玉恵、久保綾乃、小高沙里、鈴木森、宝井俊介、武本拓也、小牧栞奈

【Live Performance & Closing Party】
日時:2011.7.17(Sun.)17:30 open / 18:00 start
場所:飯田橋「文明」(飯田橋駅から徒歩5分)(リンク→http://bun-mei.org/)
出演:上島萌、小高沙里、中津川敦、緒方孝亮、宝井俊介、小牧栞奈、大西亜実、武本拓也
ゲスト:小町谷圭、小柳淳嗣、谷口暁彦、クリストフ・シャルル

武蔵野美術大学映像学科 メディアアートⅡでは、毎年受講生が自由にテーマを決めて学外展示を行っています。

今年は3月に起きた東日本大震災を皮切りとした原発・エネルギー問題が起こり、歴史に残る波乱の年となってしまいました。

この一大事を無視できるはずもなく、むしろ真っ向から受け止めようと今回はテーマを原発と決めました。

しかし私たちは単純に原発反対を掲げたいわけではありません。

受講生20名のそれぞれが、原発問題に象徴される今という時代をどう捉えているのかを伝えたいのです。

メディアアートという常に変化し続ける表現形態だからこそできる、今という時代を反映する展覧会。

映像/写真/絵画/インスタレーション/コンピュータ/身体/音/光・・・様々なメディアを駆使して、20名それぞれが「今、何を考えているのか」を発信します。

主催:武蔵野美術大学映像学科3年メディアアートⅡ

協力:武蔵野美術大学映像学科研究室

WEB:http://ias-server.musabi.ac.jp/info/iUTOPIA/

2011.06.24

» ein zeitspiel

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神奈川県立近代美術館 葉山館で開催中の「視覚の実験室 モホイ=ナジ/イン・モーション」の会場で、本学映像学科教授クリストフ・シャルルによるコンサートが開催されます。

"ein zeitspiel"―ドイツ語で「時の戯れ」と題する、ラップトップ・コンピュータによる演奏は、モホイ=ナジの代表作であるキネティック彫刻《ライト・スペース・モデュレータ》のインスタレーション空間で行われます。この作品を撮影した映画『光の戯れ 黒・白・灰』(1930)同様、光と影、動きと音の交感によってモホイ=ナジの創造力を現代に再生する、新旧メディア・アーティストのコラボレーションが展開されます。

詳細はこちら

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7月15日(金)19:30~渋谷の「アップリンクファクトリー」にて「黒坂NIGHT VOL.2」を開催します。
トークゲスト寺井弘典さん(クリエイティブディレクター)との対談、そして幻のMTV-ID「パパが飛んだ朝」やデビュー作「変形作品第1番」などの珍しい映像作品が上映されます。ぜひ観てください。

http://www.uplink.co.jp/factory/log/004010.php
www.midori-ko.com

現在開催中のオープンキャンパス2011。
初日はあいにくの天候にもかかわらず多くの方にご来場いただきありがとうございました。映像学科では明日も展示・イベントを開催しております。
是非ご来場ください。

イベント詳細

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『やっぱりアニメ作りはやめられない!!』

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『学生と話そう!』

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『平成22年度写真コース学外展の再構成』


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『メディアアート展』

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『インターメディア・コンサート』

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『イメージフェノメナン作品展示』

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武蔵野美術大学では毎年6月にオープンキャンパスを実施しています。
それにあわせ映像学科では様々な展示・イベントや授業公開を行います。
是非ご来場ください。

開催日時
2011年6月18日(土) 10:00-18:00
2011年6月19日(日) 10:00-16:30

会場
武蔵野美術大学 鷹の台キャンパス

映像学科関連イベント

先生と話そう!
教員が入試に関する質問や相談に応じます。また学科の理念やカリキュラムについての質問にも答えます。

学生と話そう!
学生が実際の学生生活や授業のことについて質問や相談に応じます。

「平成22年度写真コース学外展の再構成」
平成22年度写真表現コース3年生(現4年生)による学外展を再構成して展示します。


イメージフェノメナン作品展示
『イメージフェノメナン*』(板屋、篠原ゼミ)の映像作品展示です。 *映像学科で独自に展開する映像の新領域です。

やっぱりアニメ作りはやめられない!!
黒坂圭太教授(アニメーション作家)、三浦均教授(CGクリエーター)と学生有志によるアニメーション制作の公開ゼミナールを行います。教員への質問や相談なども受け付けます。

映像基礎Ⅲ(アニメーション)授業公開
新谷尚之講師(アニメーション作家)による1年生の授業「映像基礎Ⅲ」の実習風景を見ることができます。(※6/18 9:00〜12:10)

メディアアート展
3年「メディアアートⅠ・Ⅱ」の作品展示です。コンピュータ+オブジェ+映像+音による作品を公開します。
特設サイト

映像作品上映
3年「映像表現実習」(進級制作)、4年「卒業制作」の選抜上映を行います。

映像作品視聴コーナー
映像学科の作品試聴コーナーです。様々なジャンルの映像作品を鑑賞できます。

インターメディア・コンサート
オブジェ(インスタレーション、デバイス、生楽器など)、エレクトロニクス(映像と音)やパフォーマンス(身体表現)による、シャルルゼミ主催の実験的なライブ・イベントを行います。インターネットによって複数の場所を繋げながら、距離感を越えたインターメディア的なコラボレーションを行う予定です。

詳細のタイムスケジュール、会場案内等などは当日会場で配布いたします。

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まだ世間に日の目を見ていない苦肉(にがにく)による初個展。
難解な現代美術を避け、現代に生きる美術を目指し制作。
今回は、感覚だけを便りに描いたイラストレーション、
現代パンダ映像、未満生物見本、似た顔絵[DNAバージョン]などを展示します。
是非御試食ください。


期間/6月26日(日)~7月3日(日)
時間/12時~21時(最終日は6時まで)
6月26日(オープニング企画)
当日夕方からライブペインティン、音楽ライブを企画しています。随時出演者などをお知らせするので、
お越しの際はホームページをご覧ください。
イベント当日夕方5時半からは、投げ銭+ドリンクオーダーでおねがいします。
 
展示期間限定/野中パウロ氏による限定メニュー(ご飯)も販売します。
天才数塾では、その他おいしいご飯や占いもありますので気軽に遊びにきてください。

場所:浅草橋天才算数塾 
sansujyuku.web.fc2.com
〒111-0053 東京都台東区浅草橋2-5-8
プロフィール:
小林 陽介 kobayashi yosuke
2009年武蔵野美術大学映像学科卒業
実写、アニメーションやインスタレーション、パフォーマンスなどジャンル問わず制作。
現在、苦肉(niganiku)という名でイラストレーション,映像を中心に制作。
(苦肉(niganiku):調味されていない、味の整えたり整えてなかったり、生に近いもの。苦肉の策。)

在塾日はメールにてお問い合わせください。
連絡先
niganiku@gmail.com
web / www.niganiku.info

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映像学科サイトリニューアルしました。

主なコンテンツ

[お知らせに]
映像学科に関連する展示、イベント情報など
http://eizou.musabi.ac.jp/qa/

[映像学科について]
映像学科の概要、教員紹介
http://eizou.musabi.ac.jp/about/

[入試について]
映像学科に関する入学試験の募集人員、選抜方法など
http://eizou.musabi.ac.jp/exam/

[Q&A]
入学試験や映像学科の授業・設備について
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アートディレクション:菅 渉宇 (スガデザイン)
ウェブ:横田 泰斗 twitter / facebook
写真:いしかわ みちこ (映像研究室 教務補助員)
研究室ウェブ担当:山崎 連基 (映像学科研究室 助手)