2017.11.27
ムサビ助手展2017 -武蔵野美術大学助手研究発表-
本学研究室の一員である助手が、日頃の制作や研究の成果を発表する展覧会。日々の授業運営などを担う傍ら、アーティスト、デザイナーあるいは研究者としても活躍する助手たちの多彩な表現を展観する。本展では出品作家である助手自身が企画運営にも携わる。
This exhibition displays the results of the creative work and research of the research associates who assist in Musashino Art University's various laboratories. It presents the rich range of styles in which the research associates, while taking charge of teaching and related tasks on an everyday basis, engage as artists, designers, and researchers. The research associates, the artists showing their work in this exhibition, planned and produced it themselves.
このたび、武蔵野美術大学 美術館・図書館では「ムサビ助手展2017 -武蔵野美術大学助手研究発表-」を開催いたします。
"助手"は、研究室の一員として、授業運営をはじめ多様な役割を担っています。本学の教育・研究の現場で、教員や学生と密接にかかわりあいながら両者をつなぐ、いわば研究室の要です。同時に一人の作家、研究者としての顔を持ち、日々制作や研究に取り組んでいます。本展では16の研究室の助手53名が参加し、美術、デザインの幅広い領域にわたる研究成果を発表します。
1975年から40年以上続く「助手展」は、助手自身が企画運営に携わることで、展覧会を独創的かつ実験的な場に作り上げてきました。今年はその名称に「ムサビ」の表記を加えています。在学生・卒業生、また美術・デザイン系大学を目指す受験生にも馴染みのある「ムサビ」の文字で、本展をよりアピールしようという参加者の思いが込められています。武蔵野美術大学の助手が発信する"ムサビの今"を観て、感じていただく場となることを願っております。
展覧会図録には、展示会場で撮影された最新の写真を収録します(会期中に発行)。
若手表現者たちの感性溢れる多彩な造形の数々を、その展示空間もあわせてどうぞお楽しみください。