2016.11.24
課外講座のお知らせ
以下の通り、本学学生向けに映像学科主催の課外講座を開催します。
「創造性とは? 〜ドラマ・写真〜」
【日時】11/24(木) 16:30開始
【場所】12-201(第21講)
【講師】林 勝彦氏(映像学科2年「ディレクター演習」講師、科学ジャーナリスト)
岡崎 栄氏(演出家、脚本家、元NHKエグゼクティブ・ディレクター)
大石 芳野氏(写真家)
テレビドラマ・写真・ドキュメンタリーに関わる3名のスペシャリストをお招きし、ご対談いただきます。
日本の映像の歴史と共に歩み、今も現役で活躍し続ける3名に語っていただく貴重な機会となります。
岡崎栄氏は、84歳の現役演出家であり、テレビが始まった年にNHKに入局。
日本で最初のドキュドラ(ドラマとドキュメンタリーを融合)型式を開発し、
映像文化への貢献が認められ、芸術選奨、紫緩褒章、旭日小綬章なども受賞している。
近作では『NHKスペシャル 戦艦武蔵』(2016.9.3 放送)の作・演出を手がけている。(武蔵野美術大学の学生2名が美術協力)
大石芳野氏は、日本大学芸術学部写真学科卒業後フリーランスとして40年余りドキュメンタリー写真を撮り続けている。
主に戦争や内乱後の人々の姿に視点を向け、作品を制作。
ベトナム戦争の後、そこに暮らす人々を被写体に20年に渡って撮り続けた『ベトナムと凛と』で2001年に第20回土門拳賞、
2007年に紫綬褒章を受賞している。
林勝彦氏は、現在、本学映像学科「ディレクター演習」で講師を勤めている。慶大卒後、NHK入局。
代表作に「NHKスペシャル 人体」がある。この作品は歴代のNHKで、最多の海外受賞を受け、
25年後の今なお教育現場で「プロジェクトX」と共に最も見られる番組の一つである。
故・天野祐吉は、NHKの歴代番組ベスト10に選んだ。放送文化基金賞の個人・団体賞を受賞。