2015.06. 2
課外講座『冨永昌敬監督の作品世界』のお知らせ
課外講座『冨永昌敬監督の作品世界』
講師:冨永昌敬氏(映画監督)
日時:2015年6月15日(月)17:00〜18:30(90分予定)
会場:1号館103教室
『パビリオン山椒魚』で長編デビュー後、『パンドラの匣』『乱暴と待機』など話題作、問題作をコンスタントに発表し、抜群の映像センスとオリジナリティで観客、批評家を魅了し続ける映画監督・冨永昌敬氏をお招きし、学生時代の制作から現在に至る足跡を、新旧の作品上映を交えながらトークショー形式で辿ります。新作長編映画『ローリング』公開直後という絶好のタイミングで、舞台裏の貴重なエピソードを織り交ぜつつ、監督独自の制作スタイル/演出術について探求するイベントです。是非ご参加ください。
講師プロフィール
冨永昌敬:1975年、愛媛県に生まれる。日本大学芸術学部映画学科を卒業後、『VICNUS』で水戸短編映像祭グランプリを受賞、その4年後、オダギリジョー主演『パビリオン山椒魚』(2006)を監督。異例のスピードで商業映画デビューを果たした。その後も太宰治原作『パンドラの匣』(2009)、本谷有希子原作『乱暴と待機』(2010)など話題作を立て続けに発表、またドキュメンタリー、ミュージックビデオといった分野でも活躍している。6月中旬公開予定の新作長編映画『ローリング』は、デビューのきっかけとなった水戸短編映像祭の開催地・茨城県水戸市で全編ロケを行ったオリジナル脚本の意欲作。
企画・運営:小口詩子(映像学科教授)/山倉一樹(映像学科非常勤講師)/映像学科研究室