2014.11. 5
課外講座のお知らせ
以下の通り、本学学生向けに映像学科主催の課外講座を開催します。
「人間の見つめ方 ~映画とドキュメンタリーにおいては?~」
【日時】11/10(月) 18:00開始
【場所】2-201(3講)(座席定員目安:160名となりますので、予めご了承下さい)
【講師】林 勝彦氏(映像学科2年「ディレクター演習」講師、科学ジャーナリスト)
岡崎 栄氏(演出家、脚本家、元NHKエグゼクティブ・ディレクター)
原 一男氏(ドキュメンタリー映画監督、撮影監督)
ドキュメンタリーと映画に関わる3名の映像のスペシャリストをお招きし、ご対談いただきます。
3名のスペシャリストが、映像を使ってどのように表現し、何を伝えたかったのか、
これからの映像表現についてを語っていただく貴重な機会となります。
岡崎栄氏は、84歳の現役演出家であり、テレビが始まった年にNHKに入局。
日本で最初のドキュドラ(ドラマとドキュメンタリーを融合)型式を開発し、
映像文化への貢献が認められ、芸術選奨、紫緩褒章、旭日小綬章なども受賞している。
原一男氏は、異色の映画ドキュメンタリストであり、代表作に『ゆきゆきて、神軍』『全身小説家』などがある。
『ゆきゆきて、神軍』は国際的にも評価され、米国の著名なドキュメンタリー映画監督のマイケル・ムーアは
「私が見たドキュメンタリーの中で最大の衝撃的な作品だった」と語っている。
林勝彦氏は、NHK入局後科学・環境・医学・医療・原子力などを主に、40年間で200本程の番組を制作
(ラジオ含む)、現在、本学映像学科「ディレクター演習」で講師を勤めている。
代表作に『NHKスペシャル 驚異の小宇宙・人体』があり、25年経った今なお教育現場で
「プロジェクトX」と共に最も見られる番組の一つとなっている。
コラムニストの天野祐吉は、テレビ60周年を記念した番組で、NHKの歴代番組の中から同作をベスト10を選んだ。