| Q1. 感覚テストの評価の基準は? その勉強方法は? |
| この場合の「感覚」とは、映像的な感性を意味します。例えば、ある言葉から、ある具体的な情景なり物語なりをイメージする能力です。その情景なり物語なりを文章や絵で表現することが求められるのですが、評価の基準は、自由でユニークな発想力、イメージ(想像)力、的確で豊かな文章表現力、あるいは絵の表現力です。絵の表現力といっても、必ずしもその巧拙を問うものではありません。イメージした情景なり物語なりを、的確に、豊かに表現できればいいのです。絵の勉強は、単なる描写ではなく、ドラマチックな情景の構成力が大事でしょう。文章表現能力も日頃から、読書や作文などで鍛えることが望まれます。 |
| Q2. 入試の鉛筆デッサンは、どのような点が評価されますか? その勉強方法は? |
| 鉛筆デッサンは、観察力や描写力が評価の対象となりますが、加えて、描かれたものを通して考えを伝える表現力を期待しています。表面的な外形だけでなく、ものの機構やその役割をつかんで描く練習をしてください。 |
| Q3. 小論文はどのような点が評価されるのですか?
感覚テストの中の文章で答えるものと小論文はどう違うのですか? |
| 小論文は、言葉による論理的思考力や文章表現力が評価の対象になります。与えられた問題の意図を正しく理解し、論理的に的確に記述できるか、自分の意見を正確に論理的な文章で表現できるかが評価の大きなポイントです。感覚テストでは造形感覚および言葉を適切に使い分ける感覚が評価の対象になります。 |
| Q4. 他大学の映像学科と武蔵野美術大学の映像学科との違いは? |
| 最大の特色は映像のあらゆる分野を総合的に学ぶことができる点です。このような特色をもった大学は本学だけです。また、他大学にさきがけてハイビジョンの設備を導入しています。 |
| Q5. 映像学科と視覚伝達デザイン学科のアニメーションの違いをおしえてください。 |
| 視覚伝達デザイン学科の場合はアニメーションを総合的デザインの一端として、カリキュラムを展開しています。映像学科の場合は、1年次に写真、ビデオ、コンピューターと映像表現の基礎実習の後、2年次より最終学年までアニメーション実習が開設され、個性と作家性を重視した指導を行っています。さらに映像学科の特徴は、アニメーションを専門としながらも、他の映像ジャンルとの融合を視野にいれた総合的教育カリキュラムを展開してることです。 |
| Q6. 写真を学びたいと考えていますが、他大学の写真学科との違いは? |
| 本学科では、入学後基本的な映像の知識を総合的に学習してから、専門的な写真表現を専攻するカリキュラムになっています。18年度入学生より、写真表現コースと映像表現コースの2コース制となりました。コース選択は3年次からですが、これによりさらに技術的にも理論的にも専門性を強めたカリキュラムを設定しています。従来の写真教育では補えなかった、他ジャンルのメディアについても幅広く学習できるのが本学の特徴です。現在、写真の分野では時代のニーズに適ったマルチメディア的な人材が求められています。写真家がムービーを制作したり、ウェブデザインやDVDの制作といった、様々なメディアの横断に柔軟に対応できることが必要とされています。映像学科で写真を学ぶことの意義がここにあります。(写真表現コースサイトの Q&A も参考にしてください) |
| Q7. 音楽を中心とした映像作品を造りたいのですが、設備等対応できますか? |
| 現在では、音楽と映像を、パソコンとソフトウエアで制作することが多い。環境としては、Macintosh とWindowsのコンピュータやProToolsシステム、Max/MSP/Jitterなどのソフトウエアを備えたラボラトリー(「CGL」、「CGR」、「メディアアートラボ」、「コンピュータ演習室」)、またハイビジョン映像制作に伴う音の編集専用のMAルーム(「サウンドアトリエ」)も保有しています。またミキサー/スピーカー/アンプのPAシステムとビデオプロジェクタによる音楽と映像の制作、ライブ演奏及び上映、インスタレーション、インターネット上のストリーミングも国際的な規模で頻繁に行っています。 |
| Q8. 入学後、どのような機材が必要になりますか? |
| 授業に応じて、一眼レフカメラ、ビデオカメラ、コンピュータなどが必要になりますが、必要な機材は入学以降にオリエンテーションなどを通じて指示があります。事前に購入しておく必要は特にありません。 |
| Q9. 授業ではコンピュータはどの程度使われますか? |
| コンピュータは映像学科の授業や制作の様々な場面で必要度の高い道具になっています。ビデオ映像編集、デジタル写真制作、アニメーション制作、メディアアート制作など、作品制作にかかせません。映像学科では、1年時に将来の制作の基礎となるコンピュータの授業を必修授業としています。2年次以降は選択授業に応じて取り入れられています。特にコンピュータの扱いに熟達していなくても、授業の中で必要な知識は学べます。 |
Q10. 入学前にコンピュータの購入を考えていますが、どういう点に気をつければいいですか? |
| かつてはグラフィックスや音楽の制作にはWindows系ではなく、アップル社のコンピュータがよいとされていましたが、今ではそのような差はあまりありません。今後、映像編集やCG制作などを中心に考えているなら、高機能の機種が必要になるかもしれません。しかし、2003年頃からは、多くのパソコンがビデオ編集などの機能を充実させているので、その中から各自の予算や好みで選べばいいでしょう。また、入学前にあせって購入する必要はなく、入学後に講師の先生など、まわりと相談しながら購入しても大きな支障はないでしょう。 |
| Q11. フィルムとビデオの授業などの比率は? |
| 映像学科ではハイビジョン映像を主体として動画を扱います。 |
| Q12. 映画監督を目指しているのですが、映画実習の授業はありますか? |
| 映像学科の主流はハイビジョンです。2年次3年次にハイビジョンによるドラマ制作の授業がありこれが映画実習にあたるものです。近年、映画でもハイビジョンカメラによる撮影が行なわれはじめました。将来的には映画も、撮影、編集などハイビジョン映像によって制作されるようになるというのが世界的な潮流です。その意味で映像学科は世界の潮流を先取りしているといえるでしょう。演出という仕事は映画(フィルム)でもハイビジョンでも変わりはないと考えます。 |
| Q13. CMディレクターになりたいのですが、CM実習の授業はありますか? |
CMに特化した実技授業はありませんが、講義科目においては、CMディレクターである小田桐昭先生を迎えて「CM論」という授業を展開しています。 また、3年の進級制作、4年の卒業制作などでCMを制作する人もいます。ドラマ、ミュージッククリップなど分野にかかわらず、様々な表現の基本である演出の勉強は、多くの授業から学べます。また、正規の授業ではありませんが、3年次のインターンシップをCM関連企業で行なうこともあるので積極的に機会を利用するといいでしょう。 |