映像学科の目的と意義
映像学科がめざしているのは、第一に総合的な映像の知識をもとにした創造的・専門的人材の育成です。将来的には写真や映画やアニメーションやコンピュータ・グラフィックスなどをめざすとしても、今や時代は、相互の分野が技術的にも表現上も融合して、新しい伝達や表現を生み出しつつあります。歴史という縦糸と、異なる分野という横糸を基礎として学び、そのうえで専門的知識や技術を身につけてほしいと願っています。
第二は、真実を見つめる強い意志と、自由に想像力をはばたかせる感性を併せ持った人材の育成です。ただ空想の世界に漂っているだけではなく、人間とは何か、世界とは何か、それを問い続けるような真摯な眼と、既成の概念にとらわれない破天荒な発想とを併せ持つのは、難しいことです。しかし、それを心がけることはできます。
第三は、国際的に通用する人材の育成です。映像は、言語を超え、国境を超え、民族を超える文化です。伝達手段としても、表現手段としても、映像は21世紀の主役です。それを担う人材は、国際性を備えた感性と柔軟さを要求されます。映像学科には外国からの留学生もたくさんいます。異文化の交流を通して、世界にはばたく人材が育つことを願っています。
映像学科で表現すること
映像を作り、映像で遊ぶのは楽しいことです。同時に、映像で何を伝達し表現したいのか、どう表現できるのか、を模索するのは、苦しいことでもあります。自分について考え、自分と対話し、他人について考え、他人と対話し、それを具体的な映像として、自らに、そして他者に提示する。その第一歩を、本学科で踏み出してください。
|